ニューズウィーク日本語版に「血塗られたキリスト教徒狩りが始まった」 という記事があります。
一部お伝えします。
昨年、アラブの春によってイスラム教徒自由化の動きは有名です。しかし、その影で世界のイスラム教国で数千人のキリスト教徒の命が奪われているという実態があります。これはジェノサイドです。
このような事実は、「報道することで、暴力がエスカレートして行くことを恐れている」からか、メディアではほとんど報道されていません。
たとえば、、、、(以下、一部抜粋)
人口の4割をキリスト教徒が占めるナイジェリア(イスラム教徒が多数派の国の中では、キリスト教徒の割合が最も大きい)。この国のイスラム教徒とキリスト教徒は長年にわたり、内戦の一歩手前の状態にある。
緊張のかなりの部分は、イスラム過激派勢力がつくり出している。「ボコ・ハラム」(「欧米教育は罪」の意)と名乗る過激派組織は、ナイジェリアにイスラム法を確立することを目指し、国内のキリスト教徒をすべて殺すと宣言している。
今年1月の1カ月だけで、ボコ・ハラムは54人を殺害した。昨年には510人以上を殺害し、350以上の教会を焼き打ちにしたり破壊したりしている。これまで教会やクリスマスの集まり以外に、ビアホール、市役所、美容院、銀行が襲撃の標的にされてきた。
スーダンでは反政府勢力ではなく、政府が迫害に手を染めている。長年、北部のイスラム教スンニ派の独裁政権が南部のキリスト教徒や伝統宗教の信仰者たちを迫害してきたのだ。
スーダンの「内戦」と一般に呼ばれている出来事の実態は、宗教的少数派に対する政府の継続的迫害にほかならない。迫害は、03年に始まったダルフール地方の悪名高いジェノサイドで頂点に達した。
昨年7月には南部が分離独立を果たしたが、暴力は終息していない。南スーダンとの国境沿いの南コルドファン州では、キリスト教徒を標的にした空爆、暗殺、子供の誘拐などの残虐行為が続いている。国連の報告によると、罪なき5万3000〜7万5000人の市民が住居を追われた。住宅や建物の略奪や破壊も横行しているという。(抜粋終了)
世界では宗教による民族間の憎しみは続いています。
私は、憎しみを超えて愛し合う日がくることを信じています。
そのために、多様な価値観を統合する新しい政治と宗教が必要だと考えます。
そして、日本が生まれ変わることによって、日本は世界の民族紛争の仲裁役になる役割・使命があると、信じて止みません。
幸福実現党 小島一郎