辛亥革命100周年「孫文の真意は?」

本日、2011年10月10日は、孫文の辛亥革命革命から100周年になります。

10月9日に、辛亥革命100周年を祝う大会が北京の人民大会堂で開かれ、

胡錦濤国家主席は重要演説の中で、

革命を指導した“民族の英雄”、孫文を利用して

「現在、両岸(中台)の人民は、中華民族の偉大な復興を共に図る歴史的チャンスを迎えている」

と、中国と台湾の平和統一を訴えました。

式典には、一時、死亡説が流れていた江沢民前国家主席(85)も出席して、会場を驚かせました。

一方、台湾では、本日、辛亥革命100周年記念大会を開催。

中華民国の建国100年を祝して、軍事パレードまで開きました。

本日の産経新聞の記事を紹介します。

(転載始め)

台湾は10日、台北中心部の総統府前で、孫文が1911年の辛亥革命で清朝を倒して建国した中華民国の「建国100年」を記念し、軍事パレードなどの祝賀行事を実施した。

馬英九総統は演説で、中国に対し、孫文が理想とした民主国家の建設を目指すよう呼び掛けた。

台湾での軍事パレードは4年ぶりで馬政権では初めて。

中国の胡錦濤国家主席が9日、北京での辛亥革命100周年記念大会で、「平和的な統一」を訴えたのに対し、馬総統は、中国の民主化が前提だとの立場をあらためて強調した形だ。

馬総統は「国父(孫文)の建国の理想は、自由で民主的で、(国民が)等しく豊かな国家の樹立だ」と指摘。この理想が中国で実現せず、台湾で完全に実現したと述べ、「大陸(中国)はこの方向に向かい勇敢に進むべきだ」と呼び掛けた。(共同)

中国からも、台湾からも引用される「孫文」(そん ぶん、1866年11月12日 – 1925年3月12日)は、中国生まれ・アメリカ国籍の政治家・革命家です。

初代中華民国臨時大総統です。

辛亥革命を起こし、「中国革命の父」、中華民国(台湾)では国父(国家の父)と呼ばれています。

また、中華人民共和国(中国)でも「近代革命先行者(近代革命の先人)」として近年「国父」と呼ばれています。

海峡両岸で尊敬される数少ない人物です。

では、孫文自身の真意はいかに。

孫文の遺言を引用したいと思います。

(孫文の遺言、引用)

余の力を中国革命に費やすこと40年余、その目的は大アジア主義に基づく中国の自由と平等と平和を求むるにあった。

40年余の革命活動の経験から、余にわかったことは、この革命を成功させるには、何よりもまず民衆を喚起し、また、世界中でわが民族を平等に遇してくれる諸民族と協力し、力を合わせて奮闘せねばならないということである。

そこには単に支配者の交代や権益の確保といったかつてのような功利主義的国内革命ではなく、これまでの支那史観、西洋史観、東洋史観、文明比較論などをもう一度見つめ直し、民衆相互の信頼をもとに西洋の覇道に対するアジアの王道の優越性を強く唱え続けることが肝要である。

しかしながら、なお現在、革命は、未だ成功していない──。

わが同志は、余の著した『建国方略』『建国大綱』『三民主義』および第一次全国代表大会宣言によって、引き続き努力し、その目的の貫徹に向け、誠心誠意努めていかねばならない。

(引用終わり)

辛亥革命のスローガンは「駆除韃虜、恢復中華、建立民国、平均地権(打倒清朝、回復中華、樹立民国、地権平等)」です。

君主制を終わらせ、民主国家を目指して、生涯を捧げた孫文。

遺言でも、「革命は、今だ成功していない」と、

綴ったように、中国では「中国共産党という名前の君主」による「君主制」が続き、

中国人民に言論、宗教の自由はなく、基本的人権が尊重されているとは言えません。

自由を求めたり、集会をすれば警察に捕まるような恐怖の国です。

辛亥革命から100年ー。

中国に新しい自由と平和を求める、「新辛亥革命(=中国版ジャスミン革命)」が起きますように、祈るばかりです。

ジャスミン茶を飲みながら。

幸福実現党 小島一郎

写真は、娘の運動会。未来の平和と繁栄を祈念しながら、子供と走っていました(^◇^;)

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