中国版ツイッター(微博) vs ネット人口5億人への情報管理。

中国のネット人口はいよいよ、5億人を突破しました。日本の人口の3倍以上です。

アメリカの人口をも超えています。巨大ですね。

産経新聞では、中国ネット人口、5億人突破 管理強化の方針という記事がありました。

(転載始め) 

中国国務院(政府)新聞弁公室の王晨主任(閣僚級)は29日、北京で講演し、中国のインターネット利用者が5億人を突破したことを明らかにした。新華社が伝えた。

中国の人口に占めるネット利用者の割合は4割に近づき、農村部のネット人口は1億3千万人を超えたという

浙江省で7月に起きた高速鉄道事故では、短文投稿サイト「微博」で当局への批判が高まるなど、ネットは中国で世論形成に威力を発揮するようになっている。

「微博」の利用者は3億人を超えており、胡錦濤指導部はネット世論が反体制運動につながることを警戒、管理を強化する方針だ。

王主任は講演で「インターネットは社会や大衆への影響が次第に大きくなっており、秩序を維持する必要がある」と指摘。

法に基づき(ネットを)管理するのは中国の基本政策だ」と述べた。

中国共産党の一党独裁体制を守るため、中東で民主化運動に利用された「フェイスブック」など交流サイトの規制を続ける考えとみられる。

「法に基づきネットを管理」することが中国の基本方針というが、巨大コンピューター(金盾)と30万人とも言われているネット警察を総動員しての徹底した管理です。

中国の政府当局が規制を強化する一方で、人民レベルではすり抜けています。

9/27の [HRPニュースファイル042]上海地下鉄事故に見る、「微博」(中国版ツイッター)の存在感。という記事で紹介しましたが、

政府当局の管理強化も空しく、中国政府が見せたくない不都合な真実は、スピーディーに広がるようになってきています。

本日の産経新聞で、「もはや“隠蔽”不可能、ミニブログ「微博」が存在感」という記事がありましたので紹介します。

 【上海=河崎真澄】上海地下鉄追突事故で、中国の情報公開や世論形成におけるミニブログ「微博」(中国版ツイッター)の存在が改めて注目されている。

7月の高速鉄道事故に続き、スマートフォン(高機能携帯電話)の普及で乗客らが、追突の第一報から救出状況まで「微博」上に刻々と伝えた。

これは、住民による“監視体制”が広がり、中国当局による隠蔽が難しい時代に入ったことを意味する。

国営新華社通信によると、地下鉄追突事故の第一報は27日午後2時49分(日本時間同3時49分)に、追突された車両に乗り合わせた上海の男性「季法師」(微博ネーム)が、負傷して血まみれになった乗客女性の写真とともに携帯電話から「微博」に投稿して伝えた。

新華社電の「速報」より1時間以上も速かった。

上海の地下鉄は駅と駅の間も携帯電話の電波が通じるため、ネット接続や通話も自由にできる。

第一報は続々と転送され、ネット上では「高速鉄道事故と同じ追突を繰り返したのか」などと、批判が渦巻いた。

さらに今回、関心が高まったのは、事故を起こした地下鉄の運営会社、上海申通地鉄集団の「微博」公式サイトが事故当日、「上海地下鉄史上、最も暗黒の1日だ。乗客を負傷させ損害を与えたことに、非常に恥じ入っている」と謝罪したことだ

同社職員が個人的判断で書き込んだとされるが、「微博」を舞台に“炎上”する世論の沈静化を図ろうとしたとみられる。

この謝罪文は当局側の指示で削除されたが、同社は書き込みを復活させて抵抗を試みた。

重大な事態をリアルタイムに知り得るようになった「民意」に反する行為は逆効果と判断した可能性もある。

「微博」が中国に「市民社会」を生み出す契機を与えたようだ

7月の高速鉄道事故に引き続き、今回の上海地下鉄事故でも、新聞社よりも圧倒的なスピードで情報が広がりました。

中国版ツイッター「微博」によってです。

いち早く、本当のことを知りたいという、市民として当たり前の欲求を「微博」が満たそうとしています。

政府当局の情報管理よりも、5億人のネット人口の民間活力が優っているようです。

中国政府が抑えつけても、自由化へのマグマは確実に打ち破る方向へ動いています。

さあ、行動の時は今です。

幸福実現党 小島一郎

イラストは、昨日、幸福実現TVを見ていた方が書いてくれました。どの場面か、、、ぜひ見てくださいね。に、似ている。

私が持っているポスターには、「子供にツケをまわさない!」シールが貼ってあります。

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