震災、原発、英紙はそろって1面トップ「頑張れ東北!」異例の扱い

2011年3月12日 共同通信では、

【震災、英紙はそろって1面トップ「大災害」と異例の扱い】という記事が掲載されました。

3月13日の共同通信では、英紙が1面で日の丸に「がんばれ、東北。」が掲載。

12日付の英各紙は「大災害」(サン)などの見出しで、

津波に襲われた被災地の写真とともに東日本大震災を伝えました。

各紙がそろって1面トップで報じる異例の扱い。

フィナンシャル・タイムズは地震の威力について

「TNT火薬15億トンの爆発に相当する」との英地質学者の分析を紹介。

家屋や車を押し流した津波を「自然の猛威」(デーリー・メール)と生々しく伝えました。

各紙は冷却機能を喪失した福島第1原発1号機についても

「放射能漏れの恐怖」(タイムズ)などと報じ、大きな関心を示しました。

2011.3.13本日は、1面トップで日本に応援メッセージを送った

英紙インディペンデント・オン・サンデー(共同)。

13日付の英紙インディペンデント・オン・サンデーは1面トップで

日の丸の赤い円の中に「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」と

日本語で大見出しを掲げ、東日本大震災の被災地に応援メッセージを送った。

脇見出しで同じ意味の英語を記し、

「死者は少なくとも1700人、経済は大打撃、原発では爆発。

だが日本は津波の被害から立ち上がろうと闘っている」と報じました。

ほかの各紙もほとんどが2日連続して1面トップで震災を報道。

津波被害や救助の様子などの大きな写真付きで「消えた町」(メール・オン・サンデー)

「死者1万人の恐れ」(オブザーバー)などと伝えました。

日本に対する、国境を越えた応援メッセージは本当に胸が熱くなります。

欧米の報道は震災・津波報道と共に、

東日本大震災は福島原発1号機のトラブルが目立つにつれて更に大きく注目されています。

ヨーロッパやロシアが特に原発関連の話題に拘っているのは主に2つの理由があります。

1つ目は24年前に起こったチェルノブイリ原発事故の悪夢の再現ではないかと恐れていることです。

今のところBBC、CNN、プラウダなどの欧米主要マスコミは専門家の意見として

「日本ではチェルノブイリ原発事故は起こらないだろう」と分析しており、

不安をあおるようなコメントはありません。

しかし、政府からの詳細情報の提示が遅れた、あるいは隠ぺいが発覚した場合は、

日本の国際的信用(マーケット、外国へのインフラ輸出)に

大きなダメージを与える可能性が高いです。

現状は情報の隠ぺいの存在はなく、

国内の専門家も大事故につながるとは見ていませんが、

引き続き注意が必要です。

2つ目は世界各国で進められてきた原発の再評価に

今後どのような影響が出るのかという部分があります。

代替エネルギーとしての原子力が欧米で再び脚光を浴びたのはここ2,3年のことです。

世界的に見ても、日本は原子力産業のトップを占めている国であり、

今後どのような事態が起こるのかは、

欧米各国にとっても大きな関心(今後のエネルギー政策)を集めています。

今後の対策としては現在トラブルに見舞われている原発の安定化と詳細な情報開示を行うと共に、

再度日本の原発技術の優位性を訴える必要が出てくる可能性があります。

福島原発1号機は3月26日に営業運転開始40年の寿命設計を控えていた原子炉であり、

それがこれだけの災害に見舞われながらも、

チェルノブイリのような事故(原子炉の格納器が破壊されたわけではない)を

引き起こさなかったのは、ひとえに日本の技術力と整備能力の高さ

(原子炉の点検と維持が一番重要)を証明していると考えます。

なお、現在、福島原発電3号機の原子炉建屋内に水素がたまり、

爆発する可能性が取りざたされていますが、

現時点では被害は限定的であると見られています。

小島一郎

よろしければクリックお願いいたします にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
関連記事

コメントをどうぞ