なるほど!「金融危機をマルクスで読む」

先週に引き続き、池田信夫先生のアゴラ経済セミナーに参加。

今週のテーマは、マルクスの『資本論』の解説から金融危機を読み解く。

池田「マルクスは労働価値説を否定していた」

私の心の声「何っ!?では、何を考えていたのか?」

池田「労働価値説を否定しているが、ハッキリと答えは出していません。

あちこちに散らばっているマルクスの文章を読み解くと、

相対的価値説=唯名論です。」

私の心「要は何なんだ?」

池田「要は、人間が価値を決めるということ。

価値とはある種の幽霊みたいなもの。」

「極端な主観主義。

みんなが、価値ありと思えば、それが値段に反映される。」

(そりゃそうだ!)

であるが故に、誰かがその価値を疑い始めると、価値は崩壊する。

だから、資本主義には根本的に不確定、不安定さがある。

それが、定期的に起きる恐慌やバブル崩壊。

(なるほど!)

裸の王様も、誰かが「王様は裸ではないか」と疑えば、

王様の価値は壊れる。

銀行は、安心して任せているうちはいいが、ある日誰かが不安になって、

預金を引き出し始めると、取り付け騒ぎになる。

ある日突然、株価が暴落する。

土地の値段が暴落する。

そして、リーマンショック。

定期的に起き続けている、価値の崩壊。金融危機。

次は、中国のバブル崩壊。時間の問題。

マルクスは、人の見方によって、まるで幽霊のように価値が変わることを

見抜いていた。

仏教では「一水四見」と言い、

「一つの水も見る人の心の持ち方で変わってしまう」

と言う考え方に通じる。

私には、マルクスが悟っていたのではなく、

マルクスを解説する池田信夫氏が悟っているように思えた。

経済学の古典を現代の社会問題に引きなおしながらの

生きた学びは大変おもしろい。

小島一郎

私の実家のある、埼玉県川口支部にて。私の右の方が埼玉2区支部長鈴木つよし氏。
私の義弟けんちゃん(画面右)と鈴木つよし支部長(画面左)でガッツ!

コメント “なるほど!「金融危機をマルクスで読む」”

  1. LEMON

    今日、もう一度読み返して分かりました。
    一水四見ですか〜!
    小島さんの解説が丁寧で親切ですね。
    凄く勉強になりました。
    有難うございました☆

    返信

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