『205X』。今から40年後、日本は中国になってしまうのか!?

水野武光著『205X』を読みました。水野氏のデビュー作です。

205X年に、中国の植民地になった日本と言う設定から始まり、

中国共産党の圧政からの独立を図るために立ち上がった

志士たちの物語です。

以下、本文から一部引用、要約。

205X年の前年、正月はずっと吹雪だった。

東京(トンキン)自治区では、前年の内に十万人を超える人が既に凍死していた。

日本の西半分はすでに中国。中華人民共和国東海省―。

205X年、日本と言う国はなくなっていた。

そして東京(トンキン)はスラム化していた。

スラムにおいて一番の問題は食料の確保だった。

総督府政府は、食料問題が暴動を起こすと見てグリーンミールと

呼ばれる食糧を週に二度、支給していた。

だが、これは、無実の罪を着せられて反逆罪で処刑された人々や、

凍死した人々、さらには《早期廃棄》された老人の人肉を使って

加工された食品だった。

しかし、東京(トンキン)自治区はまだましだ。

東海省となっている西日本の思想犯は、

山奥の特別収容所に送り込まれていた。

檻の中の人間の髪は伸び放題となり、真っ黒な肌をしている。

拷問のため足腰は立たなくなり、四つん這いの姿で生かされているのだ。

中にはヒザとヒジから下を切り落とされた人も数多くいた。

チベットやウイグルと同じような状況に追いやられていた。

そんな中、主人公キチローを中心とするレジスタンスメンバーが立ち上がる。

革命は成功した。

直後、アメリカの裏切りにより、主要メンバーは全員処刑される。

205X年の悲劇の原因は、2010年の日本国民の選択から始まった。

精神のみの存在となったキチローたちは、ある偉大な力に命じられ、

205X年を軌道修正するために、2010年に舞い戻ってくる。

滅亡の未来を変える本当の戦いが始まった―。

後は、本書を読んでいただきたいと思います。

中国による日本の植民地化と言う、危機、国難について

実に、リアルに描かれています。その原因まで。

小説とは思えないくらいです。

未来を変えるためには、原因を変えること。

本当の戦いの舞台は現代の日本。

リアリティがあり、引き込まれました。

「絶対に、日本をこんな未来、中国の属国にしてはならない!」

と、身が引き締まりました。

日本を憂うすべての方に読んでいただきたい一冊です。

小島一郎

コメント “『205X』。今から40年後、日本は中国になってしまうのか!?”

  1. LEMON

    読んでいて、恐くなりました。
    政治が間違った方向に行き続けたら、こんな酷いことになってしまうんですね。
    未来は、幾つものシナリオがあると言われていますけど、民主党がこのまま間違った方向に行ったままでは、大変危険ですね。
    明るい未来になるように、このままでは日本は、中国の植民地になってしまいます。

    私は、幸福実現党の政策が大好きです!!
    ガンバレ〜、幸福実現党!!
    ガンバレ〜、小島一郎さん!!

    返信

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