2010年10大ニュース。ありがとう、「はやぶさ」帰還。

2010年10大ニュースなどで必ずランクインするのが、

はやぶさの帰還」です。

そして、「ととのいました!」と合わせて、何度も何度も話題になった、

蓮舫氏の「1番でなければだめですか。2番じゃだめなんですか?」

違います!科学はロマンです。

世界初、1位を目指すからこそ、日本は進歩し、国民は鼓舞されます。

それが、「はやぶさの地球への帰還」でした。

「はやぶさ」は、NASAもまだやっていないいくつもの快挙を成し遂げました。

地球から3億キロ以上離れた、小惑星イトカワまで航行し、

微小重力の小惑星でサンプルを採取。

再び地球を目指し、カプセルで大気圏に突入。

見事、小惑星のサンプルを地球に持ち帰りました。

小惑星に着陸して、サンプルを採取して地球に帰還するのは、

NASAを抜いて、「はやぶさ」が世界初です。感動ですね。

「はやぶさ」が目標にした3億キロ先の、全長わずか500メートルの小惑星イトカワに到着するには、

「東京から2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空を飛んでいる体長5ミリの虫に、

弾丸を命中させるような精度」が要求されます。

そのために、「自分の目で見て感じて判断する探査機」

自律航法が開発されました。これも世界初。

そして、3億キロ先のイトカワに到着。

1回目のタッチダウンは失敗。

2度目のラストチャンスにタッチダウン成功。

しかし、燃料漏れによって姿勢制御が困難に―。

「はやぶさ」は、3億キロの彼方で行方不明になりました。

「はやぶさ」が復旧する可能性は、0.1%~1%。できることは祈るのみ。

時間だけが過ぎて行きました。

46日目―。奇跡的に「はやぶさ」のSOS電波をキャッチ。

不思議なことが起きていました。プログラムにない指令が、実行されていました。

搭載されていた11個のリチウムイオン電池のうち、4個は過放電によって使い物にならない状態でした。

ところが、補充電回路が「ON」になっていたため、残り7個は無事で、

行方不明の間も微弱電流で少しずつ充電されていました。

つまり、過放電によって4個が使い物にならなくなったところで、

「これ以上はまずい。補充電回路をONにしよう」

そんな指示が出され「はやぶさ」は実行しました。

そのプログラムにはない指令はだれが出したのか―。

奇跡でした。

「はやぶさ」はボロボロになって地球に向かいました。

大気圏に突入すれば、小惑星の微粒子を入れたカプセルを届け、

自分は消滅する運命の「はやぶさ」。

ハードウエアは満身創痍。ソフトウエアもギリギリで動いている状態でした。

2010年6月13日。

4年で帰還の予定が7年に延びて、60億キロの旅を終えて「はやぶさ」が帰ってきました。

オーストラリアの大地に、「はやぶさ」の帰還カプセルは届きました。

挑戦的、野心的、日本には無理だと世界中から言われていたミッションを、

NASAにもできないミッションを、

「はやぶさ」チームはやり遂げました。

「自信と希望」、そして失敗を恐れない「勇気ある挑戦」

「はやぶさ」が私たちにくれたメッセージです。

NASAにもできない快挙、ロマンを追い求めた中で生まれた、

「はやぶさ」の感動とドラマ。

もう一度、蓮舫さん、繰り返します。

2番じゃ話になりません。一番を狙わないと、永遠に一番になれません」

2番を目指す国に誇りが持てますか?

一番になることの意味。リスクを取る勇気を、「はやぶさ」は教えてくれました。

ありがとう、「はやぶさ」。


小島一郎

2 Responses to “2010年10大ニュース。ありがとう、「はやぶさ」帰還。”

  1. ハイパースリムSV NEO

    はやぶさは本当に感動でしたね~。
    同時に「一番じゃなきゃダメなんです!」という言説がとても流行したような気がしてます。

    返信
  2. よっちゃん

    現行で使える技術がないのなら造ってしまえ、が日本のモノ造り技術者の心意気です。

    が、しかし、反体制側の者達が政権奪取に勝利し、売国を上回る反日政権を築いたため、
    「はやぶさ」に対する、関係者の念い入れや、国民の関心は彼らに届くハズもなく、
    上っ面のコメントを発するのみでしょう。

    最近では、藻からの石油精製をはじめ、越前クラゲやヒトデ、の活用方法等々、数え上げれば
    キリのないくらい、他国にはない技術、ノウハウ、があります。

    これらは一見バラバラであり個々の技術に見えますが、方向を定めれば、繋がりを持って、大きな
    仕事を為し得る一つの産業となる筈です。

    これらを見透す目を持たない彼らであるからこそ蓮舫に代表される発言
    「1番でなければだめですか。2番じゃだめなんですか?」となるのだと推測します。

    国家の技術は国防とも深い関わり合いを持っている為、反日の彼らにとっては不都合な事態を
    招きかねないと考えるのは当然ですが、国力に関わる、日本の技術を仮想敵国に無償提供するなど
    言語道断で、民主を支持したマスゴミは極刑に問われても、云い訳できないハズです。

    今が幕末の世なら、斬られてます、確実に。

    返信

コメントをどうぞ