
ロシアのメドベージェフ大統領は、「北方四島はすべてロシア領だ」と、述べた。
「ちょっと待て!」と言いたい。
第二次大戦中、日本とロシアは
「日ソ不可侵条約」を結んでいました。
それにも関らず、日本が1945年8月15日に戦争を止めた後、
ロシアは日ソ不可侵条約を一方的に破って、北方四島を取ってしまいました。
中国との尖閣問題と同じく、完全な泥棒行為です。
しかし、ロシアでは9月終戦ということになっています。
実際に、ロシアが戦争を止めたのは9月ごろなので、9月ということになっています。
これは、勝手な解釈です。
実際、日本で8月15日に終戦宣言がなされ、第二次大戦は終わりました。
歴史の事実です。
それを、北方四島の占領を正当化するために、終戦日事態をずらし、
国民にも終戦日をずらして教育して正当化していく。
ひどい話です。
そして、今回、日本が中国に弱腰になり、日米同盟が弱ってきていることをめがけて、
ロシアは「北方四島はすべてロシア領だ」と
傍若無人な声明を表明してきました。
日本が今すべきことは、弱腰外交を脱却すること。
そのためにも、日米同盟の強化と共に、自衛隊の軍備を強化することです。
兵器を増強し、さらに、核兵器を装備することを議論し始めることで、
日本の近隣諸国の対応は変わってきます。
菅政権は舐められているからです。
本年の最高のクリスマスプレゼントは、菅政権が退陣、解散して、
弱腰外交から脱却することです。
小島一郎
