北京レポート
これはすごい!北京公衆トイレ事情
7月1日中国共産党立党90周年に合わせて北京に視察に行ってまいりました。
2日目の午後、時間が空いたため、
若者に大人気のストリート南鑼鼓巷 (ナンルオグーシャン)を歩きました。
オシャレなお店が多く、活気づいていました。
ストリートの回りには、北京の昔ながらの街並みが広がります。
けっこう綺麗な家。車を持っている家なのでそれなりのレベルなのかとは思いますが、
なぜか、各家にはトイレがないらしく、150m間隔くらいで公衆トイレがありました。
(今回のブログは写真が多いので、メールで届いている方もぜひHPをご覧ください(^v^))
最初に出会ったトイレ。扉がなく、入口から撮りました。
まだ新しくて、壁も床も綺麗なのに、便器には扉も仕切りもありません。
左には、洋式便器もありますが、入口と向き合う形で扉がない。
通訳をしてくれた女性に聞くと、女性トイレも同じだと言います。
近所の方々はみんなここでするのか。朝はトイレでご挨拶。
お尻も丸出しで風通しのいい近所づきあいだなあと思いました。
朝からどんな会話をトイレで座りながらするのだろうか…と、想像してしまいました。
男性用の小便器です。立つと外の通行人が見えます。これも風通しバツグン。
誤解のないように改めて 南鑼鼓巷 (ナンルオグーシャン)のお店です。
先ほどのトイレの近くには、このようなオシャレなお店がたくさんあります。
カルチャーは怖いですね。
ストリートを少し外れたところを歩いていると、様々なトイレが出てきます。
トイレコレクション。
上の写真は、それぞれが個室形式にはなっていますが、扉はビニール。
近づけば、中は見える。人が入っていたら、こっちが恥ずかしくなります。
最後に、大通りに面した、観光客の多い通りのトイレに入ると、しっかり扉がありました。
ホッと一安心です。海外との文化が混ざり合うと、変わっていくことを確認しました。
北京なので、綺麗なトイレばかりでした。文化の違いはすごいものがあると実感したひとときでした。
北京の南鑼鼓巷 (ナンルオグーシャン)はお勧めのスポットです。
このようなオシャレなお店が並ぶストリートを一歩外れると、
中国ならではのトイレが並んでいました。
繊細な日本人にはちょっと耐えられないものがあります。
今日は、ホッとブレイクでした。
小島一郎
中国一人っ子政策の真相(北京レポート2011)
2011年6月2日に、「米議員、中国の一人っ子政策非難 「大量虐殺」と指摘」という記事があります。
中国の1人っ子政策について、「人権侵害だ」と批判する記事です。
(転載始め)
【ワシントン共同】中国の人権問題に対して強硬派として知られるクリス・スミス米下院議員(共和党)が1日、米議会内で記者会見し、
1夫婦の子を原則1人に制限する中国の「一人っ子政策」が原因で、強制的な女児の人工中絶が多数行われている
と述べ、「大量虐殺だ」として、中国政府を強く非難した。
民主化運動が武力弾圧され多数の死傷者が出た1989年の天安門事件の学生リーダー、柴玲さんも会見に同席し「天安門事件が毎日起きているようなものだ」と指摘。
女児の人工中絶をやめさせるよう中国に圧力をかける必要性を強調した。
(転載終わり)
2008年6月<一人っ子>「男が多すぎ!」男女比、世界1偏った国に―中国
(Record China)という記事で詳しく説明しています。
(転載始め)
2008年6月11日、中国は男女の出生比率が世界で「最も深刻で最も長期にわたり偏っている」国家であるという。
人民日報サイトの「人民網」が伝えた。
広東省では2020年に省内に460万人の独身男性が存在し、この男女比の不均衡から性の乱れやこれに伴うエイズなどの性病が蔓延すると専門家は予測。
この予測について、広東省人口計画生育委員会の梁桂英(リャン・グイイン)女史は同紙に「広東省では男女の人口格差は確かに突出しているが、すでにさまざまな試みが行われた結果、一定の抑制効果を得ている」と反論した。
現在、中国の男性は女性より3700万人多く、なかでも0歳から15歳までは男子の方が女子より1700万人多いことが判明。
「1人っ子」なら男の子を生みたいという夫婦は都会よりも農村部で多く、産婦人科で妊娠中の胎児の性別を診てもらい、女とわかったら人工中絶を受けるケースが後を絶たない。
男尊女卑というよりも、老後の社会保障が不安定な農村部で「頼りになるのは、嫁に行った娘より同居の息子」という考えが男女比の偏りを生む大きな要因になっていると記事は指摘している。
(転載終わり)
男性が3700万人多くなっているという数字には私も衝撃を覚えたので、ずっと記憶していました。
ところが、今回、北京に行った時に現地の方からビックリする話を聞きました。
中国の地方を百か所は見てきた実感として、
報道に出ている、結婚適齢期の男性が3,700万人多いという数値は
全く違うと言います。
発表されている数字が間違っているので、その数字に基づいて訴えていても意味がない。
中国の農村100か所以上回って、学校などには必ず行く。
どこの学校に行っても明らかに女の子が多い。
6:4で女の子が多いというのが見てきた事実。
50人クラスなら30人は女の子。
なぜか。
女の子を産んだら戸籍に届けないそうです。
戸籍には届けず、自分たちで育てるか、親戚に預けるなどして、うまくやっていると言います。
男の子が生まれるまで生み続ける。
一人っ子政策は一体どこへ?
女の子が生まれてもおろさない。
生まれても、登録しない。登録しなければ、人口には反映されない。
中国人は皆自給自足でやっているから、戸籍に登録するかどうかは関係ない。
戸籍上は男が3,700万人多いが、実態は女の子が多くなっている。
中国は女性の時代がやってくる可能性すらあります。
人口13億人というのも戸籍上の数なら、本当は15億人くらいはいるかも知れない。
このような話でした。
現地の実感のこもった生の声です。
一人っ子政策できっちり管理しているようで、
中国国民は、戸籍に登録するのは男だけにして、法の網をすり抜ける。
何もなければ適当に見逃しながら、やっている警察。
まじめで正直で規則正しい日本の価値観には、全く合わない。
たくましく生きる中国人民はいいとは思いますが、
そんな法の目をかいくぐりながら子供を産み育てなければならない
「統制社会」ではなく、
堂々と、自由に子供を産み育てられる、民主的な社会の方がいい。
誰もが自由の方が生きやすいからです。
日本に戻って思うのは、「自由が一番」、「日本は民主主義のいい国」ということです。
小島一郎
北京レポート(2011.7.5)
北京に出張してきました。
7月1日の共産党90周年記念日に合わせて行きました。
TVでは大げさに放映しているのと対照的に、北京はたまに「90」と花で書かれている飾りがあるくらいで、
そんなに関心がある感じではありませんでした。
一見、平和で自由な雰囲気な中国ですが、
日本との決定的な違いは、路上でチラシを配布したり、何か訴えている人はどこにもいないということ。
天安門広場にも行きました。
平和でした。が、どこに入るにも必ず空港にあるようなX線検査機があり、手荷物は検査されます。
天安門広場も抗日記念館も地下鉄に乗るのもチェックされました。
なぜかいつも私はチェックされ、じっくりとカバンの中身を調べられます。
地元の方に聞くと、メール、(中国版)ツイッター、HPは30万人のネット警察にすべてチェックされています。
なので、当局に都合の悪い内容を書くと、
勝手に消されるそうです。(日本では考えられません)
さらりと話すのですが、ビックリすることです。
「このような不自由な状況は嫌だ」と、回りを気にしながら言っていました。
最近の中国では、盗聴器が仕掛けられているのではなく、
自分たちが持っている携帯電話が発している電波によって、
自分の携帯電話そのものが盗聴器になっているそうです。(驚き!)
電源を切っても電波が出ているので、会話は当局に録音されている。
電池を外すか、家に携帯電話を置いていかないと、常に会話は録音されています。
同行した方の友人は、日本語を専攻しているので、当局に日本語での盗聴の仕事をしているそうです。
私の隣にいる人の友人でも盗聴の仕事をしている社会。それが中国。
その反面、観光客と同じように、写真を撮ったり、ビデオを撮ったりは自由でした。
信号も守らない。
中国人は好き勝手、車をすれすれでかわしながら、のびのび道路を歩いています。
中国には、自分勝手にふるまう自我は許されますが、
共産党当局を脅かす可能性のある言動の自由は全くありません。
ある程度の生活レベルが満たされてくると、言論の自由のない統制社会は苦痛です。
私は無事、北京へ行き、帰国しました。ありがたいことです。
江沢民元国家主席は、危篤で機械で心臓を動かして延命している状態。
立党90周年記念式典が終わり、落ち着いたら、亡くなるというシナリオなのでしょう。
何かが起きるかもしれません。
今後、何回かに分けて、北京レポートを送ります。お楽しみに!
小島一郎

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