書評

全アジアの本音。

本日は、中国北京で、「抗日70周年戦勝国パーレード」が行なわれます。

32ヶ国の首脳級が参加を予定。日本や欧米諸国は未参加です。

そもそも、70年前、中華人民共和国(中国共産党)は、ゲリラであり、「国家」ではありませんでした。

国家だったのは、袁世凱率いる中華民国で、今の台湾です。

また、日本が戦ったのは、イギリス、フランス、オランダ、アメリカ、ロシア(急に宣戦布告して北方諸島や樺太を占領)でした。香港にも攻め込みましたが、それは、イギリス軍との戦いでした。現地人として住んでいた中国人も大いに喜んでいたはずです。

当時、国家でもなく、ゲリラとして中華民国内で内戦をしていたゲリラ(中国共産党)だったわけですから、やるなら、「抗日」ではないはずです。

さらに、日本に対して、わざわざ名指しでパレードまでするのであるならば、当時、中国を植民地支配していた、イギリスやフランスなどの植民地支配に対して世界に発信しなければ、アンフェアです。

強者にはヘコヘコして、謝罪ばかりする日本には強く出るという卑屈な姿勢を感じます。

先週から500年に渡る「白人による有色人種への植民地支配、人種差別、虐殺」などについて、ブログで紹介してきました。

本日は、3回目として、日本が欧米諸国に勝利することによって、どれだけアジアやアフリカの方々が喜んだか、紹介したいと思います。

『人種戦争――レイス・ウォー――太平洋戦争 もう一つの真実』より、大東亜戦争がもたらしたものについて紹介したいと思います。

『人種戦争――レイス・ウォー――太平洋戦争 もう一つの真実』の著者ジェラルド・ホーン氏はユーストン大学教授。専門はアフリカ系アメリカ人の歴史です。

外国人の目から見た「大東亜戦争」として描かれています。

大東亜戦争は、欧米人にとって植民地主義、人種差別が戦後はもはや行えなくなる驚天動地の大変革でした。

ジェラルド・ホーン教授は、大東亜戦争をどのように見たのでしょうか。

イギリスが香港に触手を伸ばしたのは、アヘン戦争の後の1842年だった。1898年に新界を獲得し、守りを固めた。日本軍侵攻前の香港の人口は170万人で、1万4千人の白人と、7500人のインド人が住んでいた。

裕福だったのは白人で、中国人はアメリカ南部の黒人同様に、人種差別のもとで、絶望的な窮状を強いられていた。

ところが、日本軍が1941年12月に侵攻すると、「英領支那」の白人支配を組み伏せてしまった。


イギリス人にとって、軍事的な敗北より、心理的な打撃の方が大きかった。

さらに、歴史家のピーター・デュースは、本書の中で、

「日本人は西洋の脅威から自分を守るために、近代国家の道を歩んだ。白人の奴隷になり、植民地支配を受けることへの恐怖だった。

この脅威から多くの日本国民は、『白人の優越』を覆さねばならないと、心底から思った。

そのスケールは、『平民』を解放したフランス革命や、『労働者』を解放したロシア革命よりも、はるかに壮大なものだった。

それは、有色の民の解放という、『人類史の大革命』だったと呼んでも過言ではない」と、指摘する。

日本の「切実な願い」は、自衛だった。大英帝国がアジアやアフリカを植民地化し、アフリカ人部隊やアジア人部隊を拡大していた中で、「白人の優越」を崩壊させ、搾取された民を窮地から救うことが、日本への脅威を取り除くことにつながった。

日本は人種差別撤廃を掲げて戦い、多くのアジア人、アフリカ人の賛同を得ていたことから、英米もアジア戦線においては、「人種差別撤廃」の方向に進まざるを得なくなっていった様子が、本書には克明に描かれています。

そして、日本は敗戦することになったが、アジア、アフリカの国民は、もはや以前の植民地支配時代の隷属的な立場には戻る気はありませんでした。

日本が英米を撃退する姿をハッキリと見ることで、目が覚めたからです。

数百年の支配を打ち破る、衝撃的な変革でした。

ここからは、「日本軍の侵攻によって、人種差別撤廃と独立に希望を持った人々」の声を一部、紹介します。

マハティール元マレーシア首相「日本による占領は、我々を一変させた。日本軍は物理的にイギリス軍を排除したのみならず、我々の世界観を一変させた」と語った。「今日も、日本のアジアの占領がアジア地域への侵略ではなく、アジアをヨーロッパの植民地支配から解放しようとしたものだという者がいる。この主張は、真実だ。日本の侵攻によって、我々はヨーロッパ人が、絶対的なものではないのだと、知った。ヨーロッパ人も負かせるのだ、彼らも同じアジア民族ー日本人ーの前で、卑屈になると、分った」と語った。

マレー人のビクター・クルーグマンは、「白人で、自分たちを対等に扱ってくれる者はいなかった。我々先住民が怒りを感じ、日本軍を歓迎したのは、対等に扱ってくれたからだった。日本がついに我々を解放してくれると、思った」と、語った。

アーサー・アレクサンダー・トンプソンは、シンガポールで生まれたユーラシア人で、日本の統治には批判的だった。しかし、彼も『シンガポール占領で、日本軍は人々に、一つのことを教えた。それが独立だった」と、語った。

シンガポール人のナグ・セン・ヤンも戦後になって、「イギリス人の評価が、低くなった。理由は、失望したからだ。イギリス人の宣伝で誤解していたが、イギリス人の優越などまったく事実無根であることが分かった。イギリス兵には戦意も、まったくなかった。日本の軍事侵攻が東アジアの人々の運命を、根底から変えた。日本の戦争がなかったら、いまだにイギリス人を『ご主人様』と呼んでいただろう。日本の占領がなかったから、いまだに下働きのままで、今日はなかった」と、語った。

大東亜戦争は、イギリス人を始めとする、アメリカ人、オーストラリア人、などの考え方を根底から変え、アジアの諸国で植民地支配で苦しんでいた、アジア人たちの考え方を根底から変えてしまいました。

日本が敗戦しても、元の世界には戻れなくなったのです。

日本が戦わなかったとしたら、アジアは植民地のままだったというのは、マハティール元首相の言葉を借りなくとも、明確な当時の国際秩序でした。

人種差別秩序、植民地支配の世界観に対して、真っ向から立ち向かったのが日本でした。

それを「国際秩序への挑戦者」として間違った進路だったというのでしょうか。

私は、今後日本は、明治維新から大東亜戦争までの日本史及び世界史を正しく教えていくことで、日本が歩んだ道は何だったのか、自分の頭で判断するべきだと思います。

同時に、戦後、謝罪外交ばかりで、日本の誇りを貶めてきた、日本の政治家の責任もハッキリとさせていくべき時に来ていると思います。

『侵略の世界史―この500年、白人は世界で何をしてきたか (祥伝社黄金文庫)』には、欧米諸国による、侵略、虐殺、人種差別の歴史が500年のスパンで描かれています。人類への罪、人道の罪は、人種差別、植民地支配、「白人の優越」の考え方のもとに行った南米、北米、アジア、アフリカでの虐殺、そして日本への無差別爆撃と原爆による虐殺(ジェノサイド)こそが、裁かれなければなりません。

日米同盟は大切ですし、アメリカは日本にとって最も大切なパードナーであることは、変わりません。

友人として、言うべきは言い、事実は事実として受け入れながら、より一層、結束を強くしていくことこそ、真の友人の姿勢ではないかと思います。

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(ミニセミナー「何だったんだ安倍談話!」のワンシーン。参加された皆さん、ありがとうございました)

幸福実現党 小島一郎

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