『救国』(青山繁晴著)

青山繁晴著『救国 超経済外交のススメ』を紹介します。

私自身、今年に入ってから救国をテーマに全国で研修やセミナーを行ってきました。たまたま、Amazonで「救国」と検索してみたら出てきたので早速買って読んでみました。

青山繁晴氏について私は、武士道精神を貫く、救国の志士として尊敬しています。

『ファイナンシャルジャパン』の連載「超経済外交のススメ」2006年3月号~2011年6月号の原稿を加筆・修正して書籍化したものです。

青山氏の言う救国とは、求国祖国とは何かを求め、祖国を知ることで、自信と誇りを持って祖国を救うー救国です。

過去のことかと思いながら読み進めましたが、北朝鮮が7発のミサイルを日本海に撃ち込んだ2006年から2011年の東日本大震災の後まで、日本を取り囲む激動がありありと記されています。

2012年4月15日前後にミサイルを発射すると金正恩が宣言している「今」とピッタリ時代があっています。

オススメです。

『救国』では、2006年に北朝鮮が行なった核実験について分かりやすく分析されています。

今年の北朝鮮の動きを洞察するためのポイントは、「北朝鮮が開発を進めている核はプルトニウム型だ」ということです。過去2回の核実験は、このプルトニウム型です。

そして、2月29日の米朝合意は、「長距離ミサイルの発射・ウラン濃縮・核実験の一時停止」の合意でした。その見返りが食料援助です。

IAEA査察官など復帰してもいくらでも誤魔化す自信があるのでしょう。

プルトニウム型の核をロケットに積めば即ミサイルになります。

そして、ウラン濃縮を停止してもプルトニウム型を進めている北朝鮮にとっては関係なく、核保有国として認められたと金正恩は認識し、イラン対応に忙しいアメリカと重慶事件に忙しい中国を横目に、国際社会を揺さぶりにきていると見ることができます。

最も危険にさらされているのは日本です。

幸福実現党 小島一郎

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