プーチン新ロシア大統領で世界はどうなるか。

ロシアでは来年3月の大統領選にプーチン首相が正式に立候補することを、

統一ロシアの党大会で表明しました。

メドベージェフ大統領は首相として交代することになります。

元々、来年は8割以上の確率で、プーチンが大統領になるだろうとは言われてはいましたが、

各新聞の一面で報じていますので、ロシアについて考えてみたいと思います。

①これまでのロシア
 
元々、プーチンは2000年に大統領に就任して以来ロシアを大国として復活させるために4年間を一区切りとする段階的な国家再建策に取り組んでいました。

2000~2004年までは統一されたロシアの維持と中央集権化を進めることで、ロシアの政治的・経済的安定を保つことを目標としていました。

2005~2008年まではロシアの経済再建に集中させ、世界的な資源需要の高まりによってロシア経済を立て直しました。
  
後任のメドベージェフに託されたのはロシア経済の改革(海外投資の促進、ハイテク産業の振興など)を進めることでした。

では、
 
②なぜ、プーチンが出馬するのでしょうか?

主に2つの理由によってプーチンが大統領選出馬を表明したと考えられます。

一つは国際環境の変化です。

2008年の金融危機とその後の世界情勢が一層不安定化したことと、

太平洋での中国の影響力が増したことで、

より強いリーダーシップを発揮できるプーチンが適任であると判断された可能性が高いということ。

二つ目はプーチンとメドベージェフの政治的スタンスの違いです。

プーチンが諜報機関(KGB)の出身のためか、安全保障を第一と考えるのに対し、

メドベージェフは経済を重視しています。(メドベージェフは安全保障を軽視しているわけではありません〔2008年のグルジア戦争時はメドベージェフが大統領〕)

メドベージェフを首相にすることで経済を中心とした内政に専念させ、

プーチンが軍事・安全保障の権限を持つ大統領になることで、

多極化、不安定化しつつある世界情勢に対処していくことになります。

一番気になる、

③日本への影響と今後の変化はどうなるでしょうか?

メドベージェフは北方領土への閣僚の派遣と上陸を強行しましたが、

プーチン大統領の下ではそうした姿勢は弱まる可能性があります。

なぜかと言えば、海洋進出を続ける中国に対し、今後は米国・日本も加えて均衡を保とうとするため、

北東アジア・太平洋地域に重点を移した外交を進める可能性が高いからです。

ヨーロッパに対しては引き続きドイツを最重要なパートナー国として関係を強化していくでしょう。

プーチンはタフネゴシエーターなので油断はできませんが、

対中国を念頭に置いた、中国包囲網を外交政策を柱として進めることで手を組んで行くことは可能です。

しかし、今の日本が中国の様子見ばかりを行い、明確な方針が出せずにいれば、

ロシアに足元を見られることになるでしょう。

中国への弱腰を改め、明確な外交指針を持って臨む必要があることに変わりはありません。

幸福実現党 小島一郎

最初の2枚の写真は、本日、地域戸別訪問活動を行った湾岸支部の皆さん。いい笑顔ですね~


最後の一枚は、一緒に回った熊ちゃんの行きつけのラーメン屋さんで。カンパーイ(^◇^)

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