生涯被ばく量100ミリシーベルトの愚。

年間10ミリシーベルトくらいまでは確実に安全。

ビックリしている方も多いかと思いますが、昨日くらいから、ニュースで、

年間被ばく量」という言葉から

被曝上限は「生涯被ばく量100mSv」と変わっています。

年間被ばく → 生涯被ばく

これは、大きく変わります。

一体何を言い出しているのか。

詳しく書かれている記事がありましたので紹介します。

産経記事『「科学の限界」で具体的上限値出せず 厚労省困惑、100ミリシーベルト答申案で

(転載始め)

東京電力福島第1原発事故を受け、3月17日に食品衛生法に基づく食品の暫定基準値を設定した厚労省。

しかし暫定基準値はあくまでも「暫定」であり、厚労省は3月20日、食品安全委員会に、あらためて食品中の放射性物質に関する諮問を行っていた。

今回の答申案は、その回答となる。

厚労省が求めていたのは、食品による被曝がどの数値までなら安全なのかを示す具体的な“新指標”作り。

食安委も当初はその方向で検討していた。

しかし、国内外の文献3300点を読み込んだ結果、判明したのは、低線量の放射線による人体への影響は「科学的に不明な点が多い」ということ。

「食品だけの(被曝の)影響を評価している論文はほとんど見当たらなかった。現時点では食品だけを区別するのは難しい」

答申案をまとめた山添康・東北大大学院教授は、具体的な上限値などが提示されなかったことを「科学の限界」として、その難しさを強調した。

食安委の専門家が「限界」とした作業を行う厚労省は難しい判断を迫られる。

「食品の被曝線量を年間どれくらいまで抑えればいいのか、といった数値ぐらいは出てくると思っていた」。

ある幹部はこう言って頭を抱えた。

答申案の「生涯100ミリシーベルト」は「人生80年」とすれば、単純計算で年間1・25ミリシーベルト。

ただ、食品による被曝だけでなく、大気中や地表の放射性物質による外部被曝も含まれており、割り振りには今後、文部科学省など、外部被曝の上限を検討している各省庁との調整が必要とみられる。

生涯の累積線量は、どの関係機関も出していないため、やむを得ず食安委が提示したという背景もある。

名古屋大学医学部の太田勝正教授(放射線防護学)は

「これまで誰も示すことができなかった数値を、よく提示することができた」とした上で、「今後は、国民に放射線のリスクをどこまで受け入れてもらうかを国として考える必要がある。

省庁を横断し、安全リスクを検討する組織があってもいいのではないか」と指摘している。

(転載終わり)

さらに、毎日新聞の記事も転載したいと思います。

『<生涯累積線量>食品安全委「100ミリシーベルト」答申へ』

(転載始め)

食品を通じた放射性物質の健康影響を評価していた食品安全委員会(小泉直子委員長)は26日、作業部会を開き、内部被ばくと外部被ばくを合わせ、生涯にわたる累積線量の限度を100ミリシーベルトとすることで取りまとめた。

同日中にも検討結果を厚生労働省に答申していく。

厚労省は暫定規制値の見直しを検討するが、規制値の引き下げが議論になる可能性がある。

作業部会はこれまで、広島・長崎の被爆者疫学データなどを検討し、成人については「100ミリシーベルトを超えるとがんのリスク増加など健康影響が明確」と判断した。

また、「大人より感受性の強い子供にも留意する必要がある」とし、子供の健康に配慮した規制値の必要性も示した。

生涯100ミリシーベルトは、人生を80年とすると年間1.25ミリシーベルトとなる。

日本人は宇宙や大地、食べ物から年約1.5ミリシーベルトの自然放射線量を浴びており、同程度の被ばくなら、健康への影響は生じないだろうとの考え方だ。

食品安全委員会は3月29日に緊急とりまとめとして、「放射性セシウムは年5ミリシーベルト以下、放射性ヨウ素は甲状腺の線量で年50ミリシーベルト以下」との数値を答申していた。

いずれも1.25ミリシーベルトより高く、厚労省が今後設定する規制値は厳しくなる可能性があるが、生涯累積線量を規制値にどう反映するかは不透明だ。

一方、食品安全委は100ミリシーベルト以下なら確実に安全という根拠は見いだせていない。

また、食品を通じてセシウムやストロンチウムなどを体に取り込んだ場合の影響は評価するデータがなく、毒性が強いウランを除き、放射性物質ごとに上限値を決めることはできなかった。

(転載終わり)

年間1.25mSv以下。これが安全なことは、誰でもわかります。

厳密な科学的なデータを求めると、食品では生涯100ミリシーベルトでも不安なようです。

下記の資料をご覧ください。

日本人が自然から受ける放射能は、年間1.48ミリシーベルトです。

海外、つまり、世界の平均年間被ばく量は2.4ミリシーベルト。

健康診断でCTスキャンを受ければ、6.9ミリシーベルトの放射能を浴びます。

ブラジルのガラパリでは住んでいるだけで、年間10ミリシーベルトの被ばくです。

みんな、元気に暮らしています。

自然に受ける放射能よりも低い被ばくの設定というのは、

要は、「よくわからないので、誰にも批判されない数値にしよう。逃げておこう」

という、数値です。

「考えるのを止めました」、「判断せずに、まず安全と思えるラインにした」ということでしょう。

このような基準の設定によって、

放射能の恐怖心はより一層、日本全体に広がることになるでしょう。

放射能パニックは、「マスコミによる報道被害」です。

ある週刊誌G社は、放射能の恐怖を煽ることで売り上げがうなぎ上りに上がり、

7月には一時金が出て、週刊誌でパーティまで開いたという情報があります。

マスコミが煽るから、基準値も誰にも叩かれないような数値になり、

今後、食品などさらに放射能への目が厳しくなり、

マスコミが騒げばマスコミが儲かる。

もう、いい加減にしてもらいたい!

今はもう、放射能は怖くありません!

小島一郎

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