中国一人っ子政策の真相(北京レポート2011)

2011年6月2日に、「米議員、中国の一人っ子政策非難 「大量虐殺」と指摘」という記事があります。

中国の1人っ子政策について、「人権侵害だ」と批判する記事です。

(転載始め)

 【ワシントン共同】中国の人権問題に対して強硬派として知られるクリス・スミス米下院議員(共和党)が1日、米議会内で記者会見し、

1夫婦の子を原則1人に制限する中国の「一人っ子政策」が原因で、強制的な女児の人工中絶が多数行われている

と述べ、「大量虐殺だ」として、中国政府を強く非難した。

民主化運動が武力弾圧され多数の死傷者が出た1989年の天安門事件の学生リーダー、柴玲さんも会見に同席し「天安門事件が毎日起きているようなものだ」と指摘。

女児の人工中絶をやめさせるよう中国に圧力をかける必要性を強調した。

(転載終わり)

2008年6月<一人っ子>「男が多すぎ!」男女比、世界1偏った国に―中国
(Record China)という記事で詳しく説明しています。

(転載始め)

2008年6月11日、中国は男女の出生比率が世界で「最も深刻で最も長期にわたり偏っている」国家であるという。

人民日報サイトの「人民網」が伝えた。

広東省では2020年に省内に460万人の独身男性が存在し、この男女比の不均衡から性の乱れやこれに伴うエイズなどの性病が蔓延すると専門家は予測。

この予測について、広東省人口計画生育委員会の梁桂英(リャン・グイイン)女史は同紙に「広東省では男女の人口格差は確かに突出しているが、すでにさまざまな試みが行われた結果、一定の抑制効果を得ている」と反論した。

現在、中国の男性は女性より3700万人多く、なかでも0歳から15歳までは男子の方が女子より1700万人多いことが判明。

「1人っ子」なら男の子を生みたいという夫婦は都会よりも農村部で多く、産婦人科で妊娠中の胎児の性別を診てもらい、女とわかったら人工中絶を受けるケースが後を絶たない。

男尊女卑というよりも、老後の社会保障が不安定な農村部で「頼りになるのは、嫁に行った娘より同居の息子」という考えが男女比の偏りを生む大きな要因になっていると記事は指摘している。

(転載終わり)

男性が3700万人多くなっているという数字には私も衝撃を覚えたので、ずっと記憶していました。

ところが、今回、北京に行った時に現地の方からビックリする話を聞きました。

中国の地方を百か所は見てきた実感として、

報道に出ている、結婚適齢期の男性が3,700万人多いという数値は

全く違うと言います。

発表されている数字が間違っているので、その数字に基づいて訴えていても意味がない。

中国の農村100か所以上回って、学校などには必ず行く。

どこの学校に行っても明らかに女の子が多い。

6:4で女の子が多いというのが見てきた事実。

50人クラスなら30人は女の子。

なぜか。

女の子を産んだら戸籍に届けないそうです。

戸籍には届けず、自分たちで育てるか、親戚に預けるなどして、うまくやっていると言います。

男の子が生まれるまで生み続ける。

一人っ子政策は一体どこへ?

女の子が生まれてもおろさない。

生まれても、登録しない。登録しなければ、人口には反映されない。

中国人は皆自給自足でやっているから、戸籍に登録するかどうかは関係ない。

戸籍上は男が3,700万人多いが、実態は女の子が多くなっている。

中国は女性の時代がやってくる可能性すらあります。

人口13億人というのも戸籍上の数なら、本当は15億人くらいはいるかも知れない。

このような話でした。

現地の実感のこもった生の声です。

一人っ子政策できっちり管理しているようで、

中国国民は、戸籍に登録するのは男だけにして、法の網をすり抜ける。

何もなければ適当に見逃しながら、やっている警察。

まじめで正直で規則正しい日本の価値観には、全く合わない。

たくましく生きる中国人民はいいとは思いますが、

そんな法の目をかいくぐりながら子供を産み育てなければならない

「統制社会」ではなく、

堂々と、自由に子供を産み育てられる、民主的な社会の方がいい。

誰もが自由の方が生きやすいからです。

日本に戻って思うのは、「自由が一番」、「日本は民主主義のいい国」ということです。

小島一郎

朝の駅立ちの後、みんなで。感謝です。

コメント “中国一人っ子政策の真相(北京レポート2011)”

  1. 堀北真希

    いるのは気のせいか・・・) 正論だな

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