朗報!鹿児島湾にレアメタル鉱床180年分を発見!

鹿児島湾の海底でアンチモンが含まれる岩石が採取される=2008年、海洋研究開発機構提供

朗報です。

鹿児島湾の海底にレアメタル鉱床が確認されました。それも180年分です。

岡山理科大学院 自然科学研究科の公式HPでは、以下のように発表されています。

(転載始め)

鹿児島湾奥部海底にレアメタル鉱床を確認

本研究科先端基礎科学専攻の山中寿朗准教授と千葉仁教授を代表とする研究グループは,鹿児島湾奥部海底で2007年に発見した熱水噴出孔の海底下に,レアメタルの一つアンチモン(Sb)を主成分とし,金を含む有望な鉱床が存在することを確認しました。

アンチモンは輝安鉱として含まれ,その鉱体の埋蔵量は1500万トン程度,品位6%Sb(アンチモンとして90万トン)と推定されます。この量は,国内で1年間に消費されるアンチモンの180倍に達するものです。

日本には鹿児島湾奥部に存在するような海底火山は多数あり,同様な鉱床が未発見のまま残されていると期待されます。

今回確立した観測手法による新たな熱水鉱床の発見の促進や,本海域における鉱床の成因や分布形式を明らかにすることで,日本固有の資源の正確な埋蔵量の推定に大きく貢献するものと期待されます。

プレスリリースはこちら。

記者発表資料「鹿児島湾奥部海底に有望なレアメタル鉱床を確認」はこちら。詳しく書かれています。

(転載終わり)

今朝の朝日新聞では、次のように紹介されています。

「鹿児島湾でレアメタル発見 国内販売量の180年分」

(転載始め)

9割以上を中国からの輸入に頼る希少金属(レアメタル)の一種「アンチモン」の鉱床を、岡山大や東京大などのグループが鹿児島湾の海底で発見した。

埋蔵量は、国内の年間販売量の180年分と推定される。ただし、強い毒性によって採掘の際に海洋汚染が生じる恐れがあるため、実際に採掘するには新たな技術の開発が必要という。

研究の成果は、22日から千葉市で開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表される。

アンチモンは、繊維を燃えにくくする難燃剤や半導体などに広く使われ、日本は95%以上を中国から輸入している

鉱床が見つかったのは、2003年に気象庁が「活火山」に指定した若尊(わかみこ)カルデラの一部。

桜島の北東約5キロの鹿児島湾内にあり、約2万5千年前に大噴火した姶良(あいら)カルデラの主要火口という。07年に約200度の熱水噴出孔を発見した山中寿朗・岡山大准教授(地球化学)らが、付近の鉱物を調べていた。

鉱床は、水深約200メートルの海底に、厚さ5メートルで直径1.5キロの円状に広がっていた。

エックス線の調査で平均約6%含まれていることがわかり、全量は約90万トンになると推定した。昨年の国内販売量は約5千トンで、180年分がまかなえる計算になる

中国では含有量約0.5%の岩石から抽出しているといい、鹿児島湾の鉱床の方が効率よく取り出せるという。

ところが、アンチモンにはヒ素と同じ毒性があるため、海砂利と同じような方法で採掘すると海中に拡散する恐れがある。体内に蓄積した魚介類を通し人体にも害を及ぼしかねない。

山中准教授は「海洋汚染を防ぎながら海底から取り出す技術を開発できれば、自給が可能になる」と話している。(長崎緑子)

(転載終わり)

科学技術は未来を切り拓きます。元気になるニュースですね。

今後、このような技術革新によって日本近海で様々な資源が発見されることでしょう。

原発関連で、暗いニュースばかりになっていますが、

このような時こそ、意識的に明るいニュースに関心を向ける必要があるのかもしれません。

技術立国ニッポン!

研究者の皆さんの日々の努力が、日本の未来を明るく照らします。

未来の研究投資を仕分けしてはなりません。

小島一郎

コメント “朗報!鹿児島湾にレアメタル鉱床180年分を発見!”

  1. 陸上の約1000倍、レアアース発見!日本は海洋資源を目指せ! | 小島一郎 official web site 幸福実現党

    […] 朗報!鹿児島湾にレアメタル鉱床180年分を発見! において紹介しました。 […]

    返信

コメントをどうぞ